ターラー菩薩とは。

世界中で一番高い山の頂(チベット)に、観音菩薩が住んでいました。
観音菩薩は地上を見下ろしては、苦しむ存在を助けようとしていたのですが
すべてのものを救うことができずに、その目は涙で溢れてしまいました。
その慈愛の涙がこぼれ落ちた場所には蓮の花が咲き右目の涙からは
白いターラー菩薩が、左目の涙からは緑ターラー菩薩が生まれました。

観音菩薩は、あらゆる方角を見渡して助けの必要な存在を見つけると
ターラーに知らせました。急いで助けが必要な人には緑のターラー
(緑色には早く移動できる力が宿っているのです)が風のように素早く駆けつけ
優しさや慈愛が必要な人のところへは白いターラが近づき
恐怖を超えられるよう力を与えてくれるのです。

チベットにおいて、この女神は絶大な信仰を集めています。
ターラ菩薩に祈ることで、修行の成就や心の平安、災難から身を守ってもらうなど
さまざまな願望が叶うと言われているのです。

マントラは・・
「OM TARE TUTARE TURE SOHA」
(オン タレ トゥタレ トゥレ ソーハー)
「空、母、恐怖からの解放、受容し与える」という意味です。




ホワイトターラーは、右目から生まれた白ターラは包容力のある慈しみの心で衆生の苦しみを見つめており
両眼の他、額に1つ、掌(てのひら)にもそれぞれ1つ、足の裏にも1つずつ合計七つの眼を持っています。
この世のあらゆる苦しみを見つける能力のあることを表しており、救いの手を差し伸べる為だそうです。
無病息災・延命長寿など息災関係に効果をもたらすと言われています

グリーンターラーは、左目から生まれた緑ターラは活動的な面が強調されており、何時でも救済に
出かけられるように右足を前に出しているのが特徴で
招福・財運などの願望成就に効果をもたらすと言われています。
ターラ菩薩